3月末から先週まで、今年もヒルデガルト式断食セミナーを受けるためドイツに行っておりました。フェイスブックの聖ヒルデガルト料理研究会のページでは、断食中の様子というか断食中に食べていたスープを紹介しておりましたので、もうご存知の方もいらっしゃるのではと思いますが。
ヒルデガルト式断食セミナーに参加するのは昨年に引き続き2度目となり、何が何だか様子が分からず断食(といっても固形の食べ物を食べずにスープを食べるスープ断食ですが)するのも初めての昨年に比べると、肩の力抜けてマイペースで参加できた気がします。
また昨年一緒にセミナーに参加して知っている参加者が4人もいたので、それも心強かったでした。
ここでは日本に帰って来てからドイツで断食をしていた毎日を振り返り、新たに気づいたことなど色々と書いていこうと思います。
今年の断食セミナーの参加者は23名。昨年と同じくらいの人数でした。2年前までの参加者はもっと少なく、参加者の平均年齢も結構高く少人数でこじんまりと行っていたらしいですが、昨年から急激に参加者が増えたそうです。参加者の半数以上が60以上の女性(毎年参加している参加者はほとんどがこのグループに入る女性)、残りが20代後半~50代の女性と30代の男性2人という感じでしたが、今年は若干若い人(でも30~40代かな)が増えたかなという感じでした。最高齢の参加者は今年80歳になるという女性で、彼女も毎年参加しているそうです。
今年は昨年以上に希望者が多く、キャンセル待ちも多数いたみたいで、もし参加できなくなったら必ず連絡してねと言われました。これはヒルデガルトに関心がある人が増えたから参加申し込み者が増えたというよりも、今ドイツでは断食に関心を持つ人が増えて流行っているからのようです。
親子で一緒にセミナーに参加していた20代の娘さん、彼女は英語が話せる貴重な話し相手だったのですが、彼女が言うには若い人の間でも断食が流行っていて断食する人が多いとか。なので色々な断食セミナーがあると言ってました。
ところでドイツでは断食すると言うと、日本の断食のように飲み物以外は一切口にしないというのではなく、固形の食べ物を口にせずにスープなどの流動食を摂るスープ断食をするのが主流のようです。日にちも4日くらいから1週間くらいまで、自分のできる範囲で行うようです。
断食セミナーは、今年も昨年と同様に日曜日の夕方までに断食セミナー中に滞在するホテルにチェックインし、夕方に参加者が集合して自己紹介をすませ、昨年同様夕食にスープ(今年はグリーンピースでした)と焼きリンゴを食べて断食がスタートしました。ー続く
↓グリーンピースのスープです。これに、ガランガル、ベルトラム、ディプタム、エダウチオオバコの種子、ワイルドタイムやシナモンなどのヒルデガルトのスパイスをたっぷりかけて食べます。
焼きリンゴ。私はこれにシナモンをたっぷりとかけて食べるのが好きです。
ヒルデガルトのスパイス
聖ヒルデガルト料理研究会
ようこそ、St. Hildegard Küche Study Group(聖ヒルデガルト料理研究会)のウェブサイトへ!すでにFacebookでは、同名のページを開設しヒルデガルト・フォン・ビンゲンについて、食の教えを中心に情報を発信しております。 こちらのウェブサイトでは、ヒルデガルトが勧める食材やスパイス、ヒルデガルト料理やお料理のレシピなどなど、色々ご紹介していきたいと思います。
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