「内藤コレクション 写本ーいとも優雅なる中世の小宇宙」への展覧会へ

国立西洋美術館で開催されている、「内藤コレクション 写本ーいとも優雅なる中世の小宇宙」を見てきました。気になっていてそのうち行こうと思っていたのですが、今週末8月25日までと知り、慌てて行ってきました。

写本というと、ヒルデガルトの幻視が描かれた挿絵が挿入されている彼女の著書「スキヴィアス」の写本ぐらいしか知りませんでしたが、写本というものがどういうものか少しだけ分かったような気がします。

展示されていた写本の中に、プサルテリウムというヨーロッパの古い弦楽器が描かれているものがありました。

写真撮影OKだったので、その写本を撮影してきました。下の写真がそれです。

プサルテリウムは中世ヨーロッパで演奏に使われていた楽器で、ヒルデガルトは、ディジボーデンベルク修道院で修道生活を送っていた時、ユッタからプサルテリウムの演奏の仕方を習ったのではないかと言われています。彼女も、この写本に描かれているように、修道院でプサルテリウムを演奏していたのでしょうか。


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