ヒルデガルトの食事療法では、桃は健康のためには食べないほうがいい果物と見なされています。
ヒルデガルトは「フィジカ」で、桃の実を食べることは病気そして健康な人のどちらにも役立たないと述べています。
桃の実は、よい体液の効力を弱め、胃の中に粘液を生じさせるそうです。
それでも桃の実が食べたければ、桃の実の皮をむいて種を取り除き、ワインに少量の塩とコショウを加えたものに漬けてから食べれば、害にはならないだろうと述べています。ただ美味しくはないだろうとも述べています。
少し前ですが、このワインに少量の塩と胡椒を加えたものに桃を漬けたら一体どんな味になるのだろうかと、ちょっと興味があっったので作ってみたのが↓これです。
どのくらい桃をワインに漬けておけばいいのかまでは述べていないので、3時間ほど漬けておいて食べてみました。
桃の味がワインで薄められてしまい、パンチのない桃という感じでした。ですが思ったよりも不味くて食べられないという訳ではありませんでした。
聖ヒルデガルト料理研究会
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