仔牛のすね骨のコンソメスープ

仔牛のすね骨のコンソメスープです。

ドイツの”St. Hildegard letter 107 - July 2020”によると「仔牛のすね骨のスープにはコラーゲンが含まれており、炎症を起こした胃や腸(腸管壁浸漏症候群)の粘膜を修復し、喉や食道の痛みや炎症、胃炎、大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、さらには出血性痔核などの痛みや炎症を取り除きます。

ゼラチン、コラーゲンには、酸化、慢性の炎症、癌や早期老化から体を守る、糖たんぱく質(グリコサミノグリカン)、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などが含まれています。

あなたの健康と命を守るためには、定期的に仔牛のすね骨のスープを食事に取り入れること以上のものはありません。」


6年ほど前に、「聖ヒルデガルトの治療学」の著者であるヴィガード・シュトレーロフ博士の治療院を訪れた際に、このスープは体にとてもよいと勧められました。

私が、東京のレストランで定期的にヒルデガルトの料理を食べる会を開いているとお話したら、シェフに作ってもらいなさいとレシピをくださいました。もちろん、その後すぐにヒルデガルトのお食事会でこのスープをシェフに作っていただきました。

このスープを作るには、日本では仔牛の足の骨が簡単には手に入らないし、仔牛のすね骨を茹でてアクを取ったりと下準備にも手間がかかるので、家庭で作るのは非常に難しいと思います。

↓仔牛のすね骨

↓仔牛のすね骨と野菜を煮込んで

ドイツの家庭でもあまり作られることはなく、唯一おばあちゃんが、子供の骨が丈夫になるようにと孫にこのスープを作ってあげるそうです。

そんな手間も暇もかかるこのスープを作ってみたい!と思われたなら、「中世修道院の食卓」の「仔牛すね骨のコンソメスープ 仔牛レバーの団子入り」のページをご覧になってください。レシピが掲載されています。

0コメント

  • 1000 / 1000

聖ヒルデガルト料理研究会

ようこそ、St. Hildegard Küche Study Group(聖ヒルデガルト料理研究会)のウェブサイトへ!すでにFacebookでは、同名のページを開設しヒルデガルト・フォン・ビンゲンについて、食の教えを中心に情報を発信しております。 こちらのウェブサイトでは、ヒルデガルトが勧める食材やスパイス、ヒルデガルト料理やお料理のレシピなどなど、色々ご紹介していきたいと思います。