ブロッコリ、ケールとガーリックのスープです。ロンドンに着いた夜に、ホテル近くのレストランで食べた夕食です。
ケールでチョッと躊躇したのですが、ブロッコリ、ケールにガーリックの組み合わせに惹かれて頼んでしまいました。普通に青物野菜の味のするスープでした。でも美味しかったです。
スープと一緒に頼んだお水も持ってきてくれました。ラベルが素敵な瓶入りのミネラルウォーターヒルドンは、イギリスで最も有名な王室御用達のミネラルウォーターだそうです。
話をブロッコリ、ケールとガーリックのスープに戻して。何故ケールに躊躇したかというと、以前カリフラワーについて、ヒルデガルトは「フィジカ」で何か述べているかどうか調べたことがありました。彼女はキャベツについての項で、カリフラワーについて触れていたのですが、キャベツ、ケール、レッドキャベツとカリフラワーをまるで同じ仲間の植物のように述べています。同じ項にまとめて述べているということは、彼女はこれらの4つの野菜を同類の植物と見なしていたのでしょうか?ちなみに、これらの野菜は全てアブラナ科の植物です。
彼女はこれらの野菜について何と述べているかというと、これらの野菜のジュースは少し害があり、病気を引き起こし弱い腸を傷つけると。血管が丈夫でそれほど太っていない健康な人は食べても大丈夫だけれど、肉に水分が多い太った人(たぶん水太りの人)には勧められず、病気の人が食べるのもほぼ害になると評価がよくありません。ケールと聞いたときに、このヒルデガルトの記述を思い出してしまってのことでした。ただそれも私の食い意地を勝ることはなかったのでした。
食事を終えてホテルに戻る途中、気になるパブを発見。別の日にここで食事をしようとしたのですが、残念ながら満席で入れませんでした。次回ロンドンに来たときは必ず。
聖ヒルデガルト料理研究会
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