ザンクトガレン修道院タルトをスペルト小麦で作ってみました。
オーストリアのリンツァートルテのスイスバージョンとも言われるタルトです。
↓リンツァートルテです。これもスペルト小麦で作ったものです。
レシピを見てみると、使われる材料や作り方はリンツァートルテとほぼ同じですが、ココアパウダーの量がザンクトガレン修道院タルトの方が多いのが違うくらいでしょうか。
なので、スペルト小麦で作ったタルト生地は、「中世修道院の食卓」の共著者の野田シェフが以前書かれたヒルデガルトの料理本「ドイツ修道院のハーブ料理」で紹介されているリンツァートルテのレシピを参考に、ココアパウダーを多く加えて作りました。
このタルトは、1947年にスイスで出版された料理本で初めて紹介されて広く知られるようになったらしいです。
そこには、ヘーゼルナッツとココアパウダーを加えて、タルトの表面を生地で覆うザンクトガレントルテと、アーモンドとシナモンを加えて、リンツァートルテのようにタルトを生地で格子状に飾る修道院タルトの2種類のタルトが書かれていたそうですが、
その2つのタルトが合体したものが、現在ではザンクトガレン修道院タルトと呼ばれています。
シナモンの風味がほのかに感じられる、素朴なタルトでした。
↓生地を作り過ぎてしまい、余った生地はクッキーに。
こちらも美味しかったでした。
聖ヒルデガルト料理研究会
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