7月始めから先週末までスイスに行っておりました。
スイスも到着した翌日は朝から雨が降って涼しかったですが、それ以降は晴れて気温が徐々に上昇して連日30度超えの暑い日がしばらく続きました。ただ湿気がなく、夜8時過ぎまで明るいですが日が沈むと涼しくなるので、湿気があり夜になっても気温があまり下がらない日本の夏に比べるとずっと過ごしやすかったでした。
チューリッヒではお友達のアパートに泊めてもらい、ほぼ毎日自炊をしていました。
なのでスーパーにチョコチョコ出向き、何か面白そうな食べ物はないかキョロキョロ見回っていました。
そこで発見したのがブラックベリー。私が手に取るのを待っていたかのように、一つだけ残っていました。
日本ではまだあまり馴染みがありませんが、キチイゴの仲間で和名はセイヨウヤブイチゴ。ビタミンC、E、AやK、マグネシウムやカリウムなどのミネラル類に加え抗酸化作用のある成分などがぎっしりと詰まっていて、がんの予防にも役立つそうです。
このようにビタミンやミネラルが豊富に含まれているからでしょうか、現代のヒルデガルトの食事療法では、ブラックベリーは勧められる果物に加えられています。
ただヒルデガルトは、ブラックベリーを含めたキイチゴの仲間になる実について、「薬効は見受けられないけれど、健康な人にも病気の人にも害にはならず、消化もよい」と述べています。ヒルデガルト的には、薬になるほど有用ではないけれど、食べ物としてはOKということなのでしょうか?
ブラックベリーはどうやって食べるのが美味しいのか、調べていたらブラックベリーのマフィンのレシピを見つけて美味しそうだったので、お友達のキッチンを借りて作ってみました。
日本でブラックベリーが手に入ったら、これをスペルト小麦粉で作ってみようと思います。
聖ヒルデガルト料理研究会
ようこそ、St. Hildegard Küche Study Group(聖ヒルデガルト料理研究会)のウェブサイトへ!すでにFacebookでは、同名のページを開設しヒルデガルト・フォン・ビンゲンについて、食の教えを中心に情報を発信しております。 こちらのウェブサイトでは、ヒルデガルトが勧める食材やスパイス、ヒルデガルト料理やお料理のレシピなどなど、色々ご紹介していきたいと思います。
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