聖ヒルデガルトの巡礼路は宝石の町から始まる

聖ヒルデガルトの巡礼路は、宝石や宝石細工の町として国際的に知られているイダー・オーバーシュタインから始まります。

この地域には鉱山があり、ヒルデガルトの宝石療法でも使われるメノウやジャスパーなどの宝石の採掘が行われていたそうです。そのため、この地域の鉱山採掘や宝石細工の歴史を紹介する、ドイツ鉱山博物館(Deutsches Mineralienmuseum)などの様々な博物館があり、世界中から集められた貴重な宝石を観ることができるそうです。ドイツ鉱山博物館の前には、ヒルデガルトが石について述べている著書を紹介している案内板が設置されているそうです。

ヒルデガルトは「フィジカ」で、「全ての石には火と湿の性質がある。悪魔は宝石を忌み嫌い、憎み、さげすむ。」と述べ、26種類の宝石にある癒しの効果について記述しています。

写真↓は、「ヒルデガルトの宝石療法」著者ヴィガード・シュトレーロフ博士の治療院を訪れた際に撮らせていただいた、博士の診療室のデスクに置かれていた(おそらくヒルデガルトの)宝石類です。治療に用いられているのでしょうか。

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聖ヒルデガルト料理研究会

ようこそ、St. Hildegard Küche Study Group(聖ヒルデガルト料理研究会)のウェブサイトへ!すでにFacebookでは、同名のページを開設しヒルデガルト・フォン・ビンゲンについて、食の教えを中心に情報を発信しております。 こちらのウェブサイトでは、ヒルデガルトが勧める食材やスパイス、ヒルデガルト料理やお料理のレシピなどなど、色々ご紹介していきたいと思います。