アロマセラピスト&翻訳家 飯嶋慶子

IFA認定アロマセラピスト、翻訳家
長年米国系証券会社に勤務の傍らアロマテラピーを学ぶ。退職後ロンドン・スクール・オブ・アロマテラピー・ジャパンでアロマテラピートリートメントを学び、2002年にIFA認定アロマセラピストの資格を取得。

資格取得後は、都内の老人病院に入院の高齢者や緩和ケア病棟の末期がん患者へのアロマテラピートリートメントの施術や、民間および地方公共団体主催のセミナーでアロマテラピー講師として活動。
2004年には「エッセンシャルオイル&ハーブウォーター375」の翻訳を手がけたことをきっか

記事一覧(122)

ヒルデガルト式断食4日目ー喉が痛い

クエンチワインを飲んで、ぐっすり眠れば一発で良くなるよと言われましたが、翌朝目を覚ますと喉がおかしい。唾をのみ込むと喉が痛い。頭も重たいし、風邪を引いてしまったようです。断食中に風邪を引くなんて、どうしたらいい?日本から持ってきた風邪薬を飲もうか?色々考えましたが、取りあえず風邪薬は飲まず、断食初日に配られたヒルデガルトのレメディを飲んで様子を見ることに。シュトレーロフ博士に風邪を引いたようで喉が痛い。少し頭痛もあると話したら、ベルトラムを摂れと言われました。ヒルデガルトは「フィジカ」で、ベルトラムはよい血液を増やし、ひどく弱った病人をも生き返らせると述べています。ヒルデガルトのスパイスとしてもお馴染みのベルトラムは頭痛にも有効だそうです。前回の断食の時にも、断食の影響で頭が少し痛いというと、いつもベルトラムを摂れと耳にタコができるくらいシュトレーロフ博士に言われました。ベルトラムは感染症にも有効だそうで、レクチャーで感染症にかかって(なんの感染症であったかは済みません、忘れてしまいました!)ガリガリに痩せてしまったアフリカの男性が、スプーン1杯のベルトラムのパウダーを一日3回6カ月摂り感染症から回復して元気になった写真がスライドで紹介されました。そのベルトラムで健康を取り戻した彼の顔はふっくらとして肌が輝くようにつやつやしていて、病気の時の写真とはまるで別人でした。ということで、私も毎日3回ベルトラムのパウダーをスプーン1杯摂ることに。実は日本に帰ってきた後に風邪をまた引き、その時にもスプーン1杯のベルトラムのパウダーを毎日3回摂っていたら、肌が断食をしている時のようにつるつるになり、とても肌の調子が良いので、今でもベルトラムを摂り続けています。風邪のためこの日の午前中は断食セミナー中で最悪の体調でした。午前中のレクチャーを終えて、昼に出されたスープはビーツのスープでした。

ヒルデガルト式断食3日目ー吸い玉療法

断食3日目に入り、前日あった体のだるさや軽い頭痛が取れてきて、徐々に体調がよくなってきたな~と思ったのですが…。この日は、午前中に吸い玉療法(カッピング)を受けました。断食中に3日間だけ、カッピングと腎臓マッサージを行う施術師が、断食を行っているホテルにやって来て施術をしてくれるのです。昨年の断食中には受けることができなかったので、今年は絶対に受けたいと思っていました。断食中に吸い玉療法を受けるとデトックス効果が高まるそうです。そして吸い玉療法を受ける前に腎臓マッサージも受けると、さらにデトックスこうかが高まるのだとか。なのでほとんどの断食の参加者は、腎臓マッサージと吸い玉療法を受けたがります。私は昨年腎臓マッサージを受けている間に、吸い玉療法を受け損ねてしまったので、今年はそんなことがないよう吸い玉療法だけを受けることにしました。ヒルデガルト治療学で吸い玉療法が行われるというのに、驚かれる方もいらっしゃるかも?ヒルデガルト治療学においてデトックスは重要な療法の一つであるのですが、吸い玉療法はそのデトックスの手段の一つと考えられています。私は背中に6か所カッピングを行いました。ヒルデガルト療法でのカッピングでは、カッピングをする個所に皮膚を針などで傷をつけて血液を排出させます。どのくらいの血液が排出するのかは、背中で見えなかったのでわかりませんでしたが。カッピングの手順は、まず背中を消毒し、背中に何か器具のようなものがあてられてホチキスをとめる時のようなカチッと言う音がすると、皮膚に細い針を刺されたようなチクっとした感じがしました。そこに吸い玉を置いていくと皮膚が吸われて引っ張り上げられるような感覚を感じました。そしてそのまま10分ほどそのままじっとしたまま、自分の背中は今一体どんな状態なんだろうなどと思いながらうつ伏せになっていました。10分ほどすると吸い玉を外されて、カッピングをした個所に大きな絆創膏を貼られて、絆創膏は明日まで取らないで、シャワーを浴びないでと言われました。カッピングの施術の後に、カッピングについて色々と話を聞きたかったのですが、次のカッピングを受ける断食の参加者が待っていたので聞くことができず、そこが残念。次回はシュトレーロフ博士の治療院で伺いたいと思っています。カッピングをした後に特に何か大きな変化を感じたというのはありませんでしたが、まあチョッとスッキリしたかな~と感じるくらいだったのですが、もしかしたら体のなかで大きな変化が起っていたのかもしれません?カッピングを終えるとすでに昼。この日の昼のスープはフェンネルスープでした。

ヒルデガルト式断食2日目

昨年の断食もそうだったのですが、断食を始めて2日くらいから軽い頭痛や倦怠感が現れ始めました。頭痛がするとシュトレーロフ博士に言うと、ベルトラムを摂りなさいとのことで、食卓にスパイスとして置かれているベルトラムを1日3回スプーンに一杯摂るというか食べてました。ベルトラム(Anacyclus pyrethrum)は、ピレトリウムまたはイワコマギクと呼ばれるキク科の植物で、ヒルデガルト治療学ではこれの根の粉末がレメディやヒルデガルト料理でスパイスとして使われます。前夜のヒルデガルト治療学のレクチャでもベルトラムは取り上げられており、血液をきれいにし、感染症に罹っている時にベルトラムを摂ると回復を早める働きがあるそうです。レクチャーでは、アフリカで感染症(マラリアだったか?はっきり覚えていません)に罹り医師からもう助からないだろうと言われてガリガリにやせ細った若い青年が、ベルトラムを小さじ1杯を1日3回摂り続けて感染症から回復したという事例が紹介されてました。ガリガリにやせ衰えたときの写真と、ベルトラムを半年間摂り続けて元気になったとき写真は、ビフォーアフターではないですが、まるで別人のようでした。ベルトラムについては、エイズやエボラ出血熱に効果があると考えられており、現在も研究が行われているようです。断食2日目からは、毎日ヒルデガルトの35の悪徳と美徳についてのレクチャーが行われました。これはヒルデガルト式断食の目的が、デトックスにより体を生き返らせるだけでなく、ヒルデガルトが述べる35の悪徳と美徳にある思考パターンを学ぶことで、良くも悪くも自分が持つ思考パターンに気づき、心の中に抱え込んでいるいらないものを手放して自分自身を再構築していくことにあるからです。レクチャーでは”死”についても話し合いました。死ぬのを怖いと感じるかという話では、一人の参加者が、父親が亡くなる時に父親の肉体から父親の魂が離れていくのがはっきりと分かり、それから死ぬのは怖いとは思わなくなったと話していました。だからといって生まれ変わりを信じるかとは、それは別の問題らしく、輪廻転生を信じるかという話では、生まれ変わりなど信じないという人が結構いました。日本では仏教の影響で輪廻は自然に受け入れられている認識ですが、そこはキリスト教社会のドイツではまた認識が違うのですね。話があちこちに飛んでしまいましたが、↓断食2日目の昼と夜は、人参スープがでました。

ヒルデガルト式断食1日目

昨夜焼きリンゴを食べて断食がスタートしたのですが、その時いきなり聞かされたのは、参加者(たぶん昨年の?)が6日じゃ物足りない!ということで、今年の断食は昨年のよりも一日長く7日間行うことにしたとのこと。昨年までは日曜日の夜に焼きリンゴを食べて断食がスタートし、6日後の土曜日の夜に焼きリンゴを食べて断食を終了していたのですが、今年はまるまる7日間断食を行い、翌週の日曜日の夜に焼きリンゴを食べて断食を終わらせることになっていたのです。が、これも今年の参加者から意見が出て、後々参加者全員で話し合いをして、最終的に断食スタートして7日後の昼に焼きリンゴを食べて終了することになりました。結局半日だけ断食期間が短くなったのでした。断食1日目の朝は、太極拳をするので7時半に集合でした。昨年も行ったのですが、ウィーンから毎年参加しているマリアーナは毎朝自宅で太極拳をしているそうで、彼女が先生となって30分ほど太極拳を参加者に教えてくれます。皆太極拳などしたことないので、かなり自由な動きをしていました(私も!)。断食中は、新鮮な空気を体にたくさん摂り込まなければならないとのことで、断食セミナー中は毎朝のこの太極拳と午後は2時間近く散歩をしてました。ここで昨年もですが実感したのが、ドイツ人は本当に散歩が好き!それも10日間同じ道を毎日散歩して、散歩の途中でいつも同じカフェ(というかここしかカフェがなかったからか?)に寄ってお茶飲んでおしゃべりして、飽きないのかな~なんて思ってしまいました。朝の運動後は、9時頃からのヒルデガルトの治療学についての午前のレクチャーが始まるまでは、朝食の時間ですが断食中なのでスペルトコーヒー、フェンネルティー、アップルジュースと、今年から新しく用意された断食のブレンドティーとアップルとマルメロのミックスジュースの飲み物が朝食です。それと断食初日には、↓のヒルデガルトのレメディが参加者全員に配られました。

ヒルデガルト式断食セミナーを受けにドイツに行っていました

3月末から先週まで、今年もヒルデガルト式断食セミナーを受けるためドイツに行っておりました。フェイスブックの聖ヒルデガルト料理研究会のページでは、断食中の様子というか断食中に食べていたスープを紹介しておりましたので、もうご存知の方もいらっしゃるのではと思いますが。ヒルデガルト式断食セミナーに参加するのは昨年に引き続き2度目となり、何が何だか様子が分からず断食(といっても固形の食べ物を食べずにスープを食べるスープ断食ですが)するのも初めての昨年に比べると、肩の力抜けてマイペースで参加できた気がします。また昨年一緒にセミナーに参加して知っている参加者が4人もいたので、それも心強かったでした。ここでは日本に帰って来てからドイツで断食をしていた毎日を振り返り、新たに気づいたことなど色々と書いていこうと思います。今年の断食セミナーの参加者は23名。昨年と同じくらいの人数でした。2年前までの参加者はもっと少なく、参加者の平均年齢も結構高く少人数でこじんまりと行っていたらしいですが、昨年から急激に参加者が増えたそうです。参加者の半数以上が60以上の女性(毎年参加している参加者はほとんどがこのグループに入る女性)、残りが20代後半~50代の女性と30代の男性2人という感じでしたが、今年は若干若い人(でも30~40代かな)が増えたかなという感じでした。最高齢の参加者は今年80歳になるという女性で、彼女も毎年参加しているそうです。今年は昨年以上に希望者が多く、キャンセル待ちも多数いたみたいで、もし参加できなくなったら必ず連絡してねと言われました。これはヒルデガルトに関心がある人が増えたから参加申し込み者が増えたというよりも、今ドイツでは断食に関心を持つ人が増えて流行っているからのようです。親子で一緒にセミナーに参加していた20代の娘さん、彼女は英語が話せる貴重な話し相手だったのですが、彼女が言うには若い人の間でも断食が流行っていて断食する人が多いとか。なので色々な断食セミナーがあると言ってました。ところでドイツでは断食すると言うと、日本の断食のように飲み物以外は一切口にしないというのではなく、固形の食べ物を口にせずにスープなどの流動食を摂るスープ断食をするのが主流のようです。日にちも4日くらいから1週間くらいまで、自分のできる範囲で行うようです。断食セミナーは、今年も昨年と同様に日曜日の夕方までに断食セミナー中に滞在するホテルにチェックインし、夕方に参加者が集合して自己紹介をすませ、昨年同様夕食にスープ(今年はグリーンピースでした)と焼きリンゴを食べて断食がスタートしました。ー続く↓グリーンピースのスープです。これに、ガランガル、ベルトラム、ディプタム、エダウチオオバコの種子、ワイルドタイムやシナモンなどのヒルデガルトのスパイスをたっぷりかけて食べます。